学童は、お仕事などの関係で、放課後保護者の方が自宅にいない時間が長い場合、小学校に通う就学児童を預けるための施設です。
学童保育は通称で、正式には「放課後児童健全育成事業」といいます。家庭に代わる「生活の場」を提供し、児童の支援を行います。

1960 年代に働く父母たちが子どもをカギっ子にしたくない、安心して働き続けたいと、父母自らが場所を確保し、指導員を雇い、留守家庭の子どもたちの帰る場所をつくってきました。なんと、学童の発祥は大阪市です(!)

以後、半世紀にわたり、父母と指導員のなみなみならぬ努力のもと、学童保育は受け継がれ、発展してきました。

学童は子育てをしながら働く親たちの就労保障施設であり、放課後や学校長期休業日に親たちが安心して仕事が続けられるように、実施されています。

しかし、働く親の就労への安心のためだけではありません。

子どもたちにとっても学童保育は、自由で楽しい時・空間としての「あそびと生活の場」であり、そこは学校・家庭とは異なった、地域や放課後を舞台とした第 3 の軸・居場所としての機能があります。

学校から離れた地域の中で、遊びや生活を通して、学童期の成長と発達が保障され、人間らしい育ちあいの場が追求されています。

また、保護者全員で、共同で学童保育を運営することで、「学童保育にくる子は、みんなわが子」の関係ができます。

保護者会で、保護者全員で、学童保育にいる子どもたちを育てるという「共同の子育て」です。

学童保育が創り出してきたこの子育ては、今日的に求められる新たな子育てのカタチではないでしょうか。

親も子も共に育ちあい、一緒に成長していけたらと思います。お気軽にお問い合わせください。

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